深夜割増賃金も貰える夜勤の仕事

介護職の一部の職種では夜勤が月に数回入ってくるのが特徴だ。例えばショートステイや特別養護老人ホーム等、高齢者が宿泊、もしくは居住する形態の施設である。求人情報を見るときに夜勤があるのかどうかも含めて見ることが大切だ。ただ、夜間帯に働くと深夜割増賃金をもらえるようになるので、通常の介護職の仕事よりも若干多くの給料を貰えるのがメリットである。夜働くのも苦にならない人には逆に都合の良い仕事だ。
仕事は居室やフロアの見回りや排泄介助などがある。見回りをすることで、眠れずに深夜徘徊をしている高齢者がいたら直ぐに発見でき、高齢者の急な様態の悪化に気付くことが可能である。排泄介助はトイレ誘導やオムツの交換を行う。オムツ交換は利用するオムツの吸収量にもよるが、高齢者一人あたり2~3回ほど行うケースも出てくる。その他には、体位交換や介護ソフトへのケア記録の入力、洗濯や共有フロアの掃除などが業務として出てくるのである。色々としなければならない業務はあるが高齢者が皆起きている時間帯と比べると、基本的に静かな環境での仕事だ。
また、仕事の特徴として1時間から2時間ほどの休憩が取れるようになっている。長いところは16時間程度、夜勤として働くこともあるが途中でしっかり休憩時間が入る為、そこで仮眠をとったりして眠気をとったり体を休めることが出来るのである。施設によっては夜間帯だけ働く専属のスタッフも居て、日中働けない主婦なども働いているのも注目だ。